ペットボトルを一瞬で凍らせる方法&飲み物を短時間で冷やす方法

夏の暑い日。

お出かけする時に保冷剤がない!
飲み物が冷やすのを忘れた!

ということは、ありませんか?

そんな時のとっておきの方法をお教えします。

目次

ペットボトルを保冷剤の代わりにする方法

まずは、ペットボトルを一瞬で(短時間で)凍らせて、保冷剤の代わりにできちゃう方法があるんです。

1.  ペットボトルに水を入れ、冷凍庫に入れておきます。
2. 3時間位経ったら取り出し、そのペットボトルの底をテーブルの上で”ポン!”と叩いてください。
3. そうすると、あら不思議!一瞬で凍ってしまいます。

水は普通0℃で凍り始めますが、液体を静かにゆっくり時間をかけて冷却していくと、0℃になっても凍らない状態になります。
この凍らない現象のことを”過冷却現象”といいます。

家庭用の冷凍庫は、じっくり時間をかけて冷却していくので、冷凍庫に入れて凍らせるには、それなりの時間がかかります。
(小さめのペットボトルで4~5時間、2ℓ程度のペットボトルなら10時間以上かかります)

水が氷になるには、水の動きが止まり結晶化される必要がありますが、液体から凍ろうかな? という不安定な状態の時(過冷却現象)に軽くショックを与えると、一瞬で凍ってしまうのです。

また、市販されている”叩くと冷える瞬間冷却剤”というのがありますが、それは薬品と水が混ざりあうことで、熱を吸い取るという仕組みを利用しているので、先程の過冷却現象のとは、内容がちょっと違います。

上のペットボトルを凍らせる方法であれば、水を凍らせる時間を大幅に短縮できるのですが、それでも事前に冷凍庫に入れておく必要があります。

もし、入れ忘れてしまったという時には、この方法は役に立ちません。

飲み物を短時間で冷やす方法

もうひとつの”常温の飲み物を短時間でキンキンに冷やす”方法を紹介します。

1. ボウルに水と氷を入れて、そこに氷の1/3くらいの量の塩を加え、かき混ぜます。
2. そこへ飲み物をつけると、数分で驚くほどキンキンな状態になります。

水は0度で凍り始めると書きましたが、それは、何も溶けていない純粋な水が凍る温度です。
塩を加えた水は、融点が低くなり、0度以下になっても凍り始めません。

氷点下まで冷えた水で冷やすことができるので、ただの氷水につけておくよりずっと早く、飲み物を冷やせるのです。(2~3分くらいで冷えます)

以上のように、時短で保冷剤をつくり、冷えてない飲み物は瞬間で冷やして、この暑い夏を乗り切ってくださいね。

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この記事を書いた人

家事代行会社で働く現役スタッフです。日々の仕事を通じて学んだ家事のちょっとしたヒント、裏ワザ等を書いています。

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